"SEVEN POUNDS"-7つの贈り物(2008) [movie-s]
ウィル・スミスが「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ監督と再びタッグを組んだヒューマン・ドラマ。
はじめは、何がなんだかさっぱり理解ができなかった。
ウィル・スミス演じる主人公ベンが何らかの意図をもって、
色々な人に接触してゆくさまが淡々と描かれる。
不思議な雰囲気の映画だと思った。
暗めの画調、場面も室内や病院など、華やかな場所ではなく、
登場人物それぞれの日常のとある一場面が区切られ、画面に映し出される。
だんだんと、彼がまったくの他人に自分自身の身を削ってまで贈り物をしていることに気づく。
「なぜ??」「どうして??」
まったく理解不能ながらストーリーを追ってゆくと、彼がどういう行為を目指しているかが本当に少しずつ顕になってくる。
ある人は「作為的、偽善的に過ぎる」というかもしれないし、
ある人は「暗くて重すぎて、とても観るに耐えない」というかもしれない。
私も何度となく受け付けがたい心情に陥ったけれど…。
ロザリオ・ドーソン演じるベンの恋人、エミリーとベンの最後の愛の交歓が、
柔らかく、美しく、切なくて、静かで、それだけで、まあ、こういう物語も悪くない、という気になった。
ロザリオ・ドーソンが、悲劇の恋人を演じさせるととても似合う。
脇役のバリー・ペッパーやウッディ・ハレルソンもよかった。
静かな、そして少し重い映画。
私にとってはいやな重さではなかったけれど…好みは分かれるところ、だと思う。
SEVEN POUNDS
7つの贈り物
2008/USA/123min
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
脚本:グラント・ニーポート
撮影:フィリップ・ル・スール
編集:ヒューズ・ウィンボーン
音楽:アンジェロ・ミィリ
出演:ウィル・スミス/ロザリオ・ドーソン/マイケル・イーリー/バリー・ペッパー/ウディ・ハレルソン
はじめは、何がなんだかさっぱり理解ができなかった。
ウィル・スミス演じる主人公ベンが何らかの意図をもって、
色々な人に接触してゆくさまが淡々と描かれる。
不思議な雰囲気の映画だと思った。
暗めの画調、場面も室内や病院など、華やかな場所ではなく、
登場人物それぞれの日常のとある一場面が区切られ、画面に映し出される。
だんだんと、彼がまったくの他人に自分自身の身を削ってまで贈り物をしていることに気づく。
「なぜ??」「どうして??」
まったく理解不能ながらストーリーを追ってゆくと、彼がどういう行為を目指しているかが本当に少しずつ顕になってくる。
ある人は「作為的、偽善的に過ぎる」というかもしれないし、
ある人は「暗くて重すぎて、とても観るに耐えない」というかもしれない。
私も何度となく受け付けがたい心情に陥ったけれど…。
ロザリオ・ドーソン演じるベンの恋人、エミリーとベンの最後の愛の交歓が、
柔らかく、美しく、切なくて、静かで、それだけで、まあ、こういう物語も悪くない、という気になった。
ロザリオ・ドーソンが、悲劇の恋人を演じさせるととても似合う。
脇役のバリー・ペッパーやウッディ・ハレルソンもよかった。
静かな、そして少し重い映画。
私にとってはいやな重さではなかったけれど…好みは分かれるところ、だと思う。
SEVEN POUNDS
7つの贈り物
2008/USA/123min
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
脚本:グラント・ニーポート
撮影:フィリップ・ル・スール
編集:ヒューズ・ウィンボーン
音楽:アンジェロ・ミィリ
出演:ウィル・スミス/ロザリオ・ドーソン/マイケル・イーリー/バリー・ペッパー/ウディ・ハレルソン
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